小論文対策+コラム - 早稲田生が贈る言葉 -
- 第9回 考える力-
生徒達を指導していて、しばしば驚かされることがある。
その最も大きい事柄が多くの生徒が小論文を学んでいて、自分の将来、社会の未来について考え始めるということ。
小論文は情報処理系の問題が多い受験科目の中、数少ない自己表現系の問題。(問題文の要約、正しい把握等制約はあるものの)
論点の把握ができた上で、論点に対する一通りの知識、そして説得的で論理的な表現力さえあれば、 自分の意見を100%余すところなく伝えられる科目。
「問題と闘い切ったぜ!」
そんな爽快な喜びが味わえることもある。受験=苦痛と思っていた生徒も、 このレベルまで来れば小論文を通じて「考える喜び」に目覚め始める。
例えば先日、弊会主催の「合格者体験講演会」の後で早稲田大学キャンパスにおいて法曹を目指している高校生と話した。 話題は問題文で取り扱った「終末医療における自己決定権」で、答案で示した見解に加えて
「この問題文の医者と患者のケースのように、自分が弁護士になったら依頼者の自己決定権を尊重した立場からどのような相談をしていくか」
という問題について熱心に考え、発言している姿勢が印象的だった。
受験合格のための指導であるが、受験を超えて生徒が生徒自身の将来、社会的課題に対する思考力までもつけてやることができたと 痛感するとき感じる喜びは、とても大きい。
全ての生徒に平等にサービスを提供するのが義務であるものの、思わず 「ああ、この子はどんな大人になるのかなあ」と勝手に特別扱いで期待してしまう。(笑)
お住まい近くの家庭教師会社へ無料で一括資料請求していただけます。
まずはお住まいの地域を選択してください。


