小論文対策+コラム - 早稲田生が贈る言葉 -
- 第6回 恋愛悶々編2〜センター前日の夜の夢〜 -
「ごめん友達と夕飯行っててメール返せなかった。コンビニ行って、あたしの部屋来ない?」
涙が出る程嬉しかった。一緒に夜道、コンビニへ歩いた。
重い重いホテルのガラス戸を、僕が開けてあげた。
彼女の部屋に入って、彼女はベッドに座り、僕はベッドの脇の椅子に腰掛ける。
微妙な距離感。
TVではあいのり?がやってたっけな。
ヤリたい!いや、ふつーにLOVEしたい!いやいや明日は受験や!様々な感情が交錯する中でつい、僕は
「なんか寒くね?」
と言う。
「んじゃあ、こっち来る?」
「うん、お邪魔します」
僕はまず、方を抱いた。肩を抱いたら、彼女は目を閉じた。
僕は童貞、しょーもねえ童貞だったから、ここから先はTVとかで見た知識しか無くて、「やべーどーしよー」とか思いながら顔を近づけた。 そこから先は、もはや受験前夜とはとても思えなかった。これがキスか、これが……!!!!!!!!!
「いやあ、もう僕はお前以外愛せないBY KINKI KIDSっつーか、そんな感じでありまして……好きや!」
半ば、叫んだ私に
「携帯貸して」
と彼女が言う。貸すと、携帯の画面に
「私も好き」
という文字。自分が、世の中の絶頂に位置しているような、自分が世界を支配しているような、世界中の愛に抱かれているような。
格好つけてバンド始めても、空手始めても、ファッション雑誌とか読んでみても成就しなかった恋愛は、ここで生まれて初めて成就した。
そして、寝不足でセンターはボロボロ。だけど、もうどうでも良かった…………。
と、ここまで書いて僕は受験中の恋愛というものをあまりおすすめしない。まあそりゃあセンターボロボロだったからってのもあるけれど、 答えは長続きしないからだ。環境が変われば若い内の恋愛なんて、すぐに潰える。
残念なことだが彼女も、大学に入って新しい男を見つけた。
そして、僕も…………と、言いたいところだが大学に入って一瞬半漁人のような女と付き合った(3日間)ものの未だ彼女はいない。
プライドを捨てて、皆さんに頼みがある!!
受験頑張れ!早く大学!とにかく僕と同じ首都圏近郊の大学に受かって、僕に女の子さ紹介してけろ!!!!!!
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