小論文対策+コラム - 早稲田生が贈る言葉 -
- 第6回 恋愛悶々編2〜センター前日の夜の夢〜 -
ドアを開けると、そこには可愛らしい長身の女の子。うおっしゃあ!
「何か!大学生活独り暮らしパラダイスを先取りしてるみたいやあ〜」
興奮して僕は部屋に彼女を迎え入れる。お茶を入れようとしたが、彼女の部屋にもあるのであまりおもてなしにならない。 お互いに緊張しているような、乾いた空気が流れる。
「まあTVでも見るべ」
と、TVをつけたとき、僕は息をのんだ!
何デスか!?このアラレも無い姿のLADYS!!!
さっき彼女が来る前、僕の悪友3人がホテルに押し寄せてきて、
「お前何でホテルに泊まっとんや!」
「ブルジョア!」
とか良いながら、金を入れてエロいホテルの有料番組をつけて帰って行ったのだ。
「どすけべ!度し難い助平と書いてどすけべ!!」
「待って!いや、ちゃうねん!」
まるで漫画だが、本当にほとんど逃げ帰るように彼女は部屋から去っていった。 ああ、もう俺も終わりや。高校卒業までに、童貞は捨てれへんかった。
絶望して僕は覚悟を決めて、「ごめんね」という旨のメールをしたが、返事は無かった。
「やっぱり、肉欲にまみれてるとか思われちゃったんかなあ」
諦観して、僕はセンターの地理を解く。わからない。わからない。文系脳の僕には頭がチカチカするような文字記号の羅列。 しばらく格闘していると、既に時計は午後11時を指していた。
「OH!NO!地理だけにこんなに時間取られてもうたやんけ!」
何か、もうやるせなくて。悪友が残していった置き土産を視聴して、すっきりして明日のセンターに臨もう。
そう思っていた。
その時、MY携帯電話がダッサい日本語ヒップホップの着メロを鳴らした。
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