受験の定石 - 東大生が教えるやさしい勉強法 -
- 第24回 古典は空気1-
古典の勉強は英語に似ています。
文法を理解して単語を憶えて、その知識を生の文章を読む中で確認していく。
でも英語とは違うところもあります。
例えばそれは「古作文」を求められないことにあります。
「現代文を読んでそれを古文に直せ」という問題はあまり見たことがありません。
英語だったら「読む」「書く」「聞く」「話す」の力が求められるなんていうことはよく言われますが、 古典は「読む」だけでいいんです。
これが意味しているのは、そのままですが「読めればいい」ということです。 書くためには、なんとなく憶えているだけではのりきれないところも、読むだけだったら、 前後の流れから推測してなんとなくの理解でも乗り切れることも多いです。
よく言われるように、古典は憶えることが少なく、一度知識さえつけてしまえばその後はずっと得意教科とすることができます。
憶えるべきことは他の教科に比べたら極めて少ないです。なのに不得意な人は意外といます。私もそうでした。
憶えるべきことは少ないのだけれども、だからこそあとでいいやと後回しにしてしまう。 しかし、それではいつまでも古典を得意教科にすることはできません。
古典と言う教科に求められていることの一つは、英語の時の話しと全く同じことですが、 普通に生活していてもなかなか触れることのできない文化を最低限教養としてもっている人間を育てると言うことにあります。
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