受験の定石 - 東大生が教えるやさしい勉強法 -
- 第14回 現代文は「理」 6 -
原因を「なんで?なんで?」と追求していくことは私たちも普段、普通にしていることでしょう。
例えばそれはどういうときでしょうか?
多くの場合、それは「考えようとしている」=「理を求めている」ときでしょう。
別に大げさなことではありません。
鈴木くんは今日機嫌悪い。なんでだろう。
今日体重いな。なんでだろう。
天気予報で雨降らないっていってたのに降ってきた。なんでだろ。
点数下がったな。なんでだろ。
すぐに答えが出る「why」があれば、まったくそうではない「why」もあります。
しかし、それでもなんとか「why」の原因を見つけながら私たちは生活していたりします。原因明らかにしないと気分が悪いところもあるのでしょう。
「因果関係・論理」なんてその程度のものです。
難しく考える必要はまったくありません。
最後に、まとめます。
小説、随筆については、「情」ではなく「理」で語ることができるように読みます。
具体的に言うと、それは因果・論理と言われるものを意識すると言うことです。
つまり、「そういう結果になったのはなんで?」「それは○だから△」と言うことです。
現代文の問題というのは、原因や理由を探したり、または、論理の関係が分かっていればしっかり答えられるような「言葉の具体化」をしたりするものが大部分です。
「理」で語ることを意識すれば、小説・随筆には評論のような知識はあまり必要ありませんし、むしろ容易にコンセンサスがとれる解答=模範解答に至ることができる場合も多いでしょう。
解答の書き方は、闇雲に”フィーリング”で書くわけではけしてなく、書くべき内容がしっかり決まっていると言うことがご理解頂けてきたかと思います。
フィーリングで解けるという人は、無意識のうちにこの選別ができており、だからこそ、ポイントを突いた解答が書けるわけです。
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